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あっ地震!そのときあなたは? |
1.地震から生き残れ! (1) いざ地震が起こったら:自らの命を守る行動 @屋内にいたら
団などで頭を保護する。 ●テーブルや机の下に逃げ込んでその脚部分を押さえる。 ●ドアを開けるなど脱出路を確保し、懐中電灯等の明かりも 確保する。 A屋外にいたら ●建物やブロック塀の倒壊や窓ガラスの落下などの危険を 避けて、空地などの安全な場所に避難する。 B地下街にいたら ●管理者の避難誘導に従い、周囲の人々と協調した冷静な 行動をとる。 ●パニックにならないよう皆が留意する。 C海辺にいたら ●津波からの避難は一刻を争うため、海のそばで大きな揺 れを感じたら、テレビやラジオの情報に注意する。 ●津波警報や避難勧告が出る前でも、自らの判断で近くの 高台や頑丈なビルや施設の上に避難する。 ●津波の前に、海水が大きく引いていく引波現象が起こる場合 があるため、間違っても海の様子を見に行くような行動をとら ない。 ↑戻る (2) 被害の拡大を防ぐ行動 @火災の拡大を防ぐ ●地震の際、火元の確認と初期消火に努めることは被害の拡 大を防ぐ基本。ただし、最近のガス栓は大半が地震で自動 的に切れるようになっているので、まずは身をかばうこと。 ●大震災の際にストップしていた電気の供給が再開されたときに, つけっ放しのアイロン等に電気が流れるなどして火災が発生す ること(通電火災)が少なくないので、避難をする際には,電気ブ レーカーを落とす。 A交通の混乱を防ぐ ●被災地では,救急・救助活動や消火活動のため、交通規制が 行われる。自家用車での避難はかえって遅れの原因になりか ねず、救急活動の妨げにもなるので、厳禁。 ●自動車を運転している場合には、道路端に停車し、ラジオなど で情報の収集を図る。 ●車を離れて避難するときには、救急活動の支障とならないよう、 キーをかけたままにしておく。 ↑戻る (3)助け合いの行動 ●自らの身の安全を確保するとともに、近所の手助けを必要とす る方の援助が災害時には大切。 (4)安否の確認 @家族の集合場所・連絡方法 ●予め家族みんなで集合場所を決め、通勤や通学先にいる場合 の連絡方法を確認しておく。 A災害伝言ダイヤル ●電話がかかりにくい状況になったら、災害用伝言ダイヤルを利用 する。「171番」の番号でガイダンスにしたがって利用。 災害用伝言ダイヤルの操作方法はこちら ↑戻る (5)災害発生前の備え @家具の固定 ●背の高い家具は固定する。 ●つっぱり棒のタイプは、天井の強度が十分かどうか注意する。 ●壁にネジで止める固定する方法は、壁の裏に材木が渡っている 部分に固定しないと強度が出ないので注意。 ●大地震が起これは、テレビは数メートルも飛ぶことがあるので、 布団で寝る場合には、テレビとの位置関係に注意。 Aガラスの飛散 ●割れたガラスは危険で避難の妨げになる。ガラスに飛散防止 フィルムを貼るのが効果的 ●カーテンを閉めておくことでも屋内への飛散には効果がある。 ●瀬戸物などが割れても歩けるように、寝室に靴などを置いておく 工夫も有効。 ↑戻る 2.避難生活のため @避難所を知る ●各地域でどのような施設が避難場所に指定されているかを予め 知ることが,避難生活への備えの第一歩。 A3日分の食料・水の備蓄 ●災害発生直後は、食料や水等の支援物資が届くまである程度 時間がかかることを想定し、最低3日分の食料や水の備蓄が各 家庭や避難所に求められる。 Bトイレ ●避難所のトイレも、衛生状態を保てるよう、流す水を持って入り, 紙はゴミ箱に入れるとか、使った後に掃除をするなどの協力が必要。 C疎開 ●長期の避難生活が予想される場合には,被災地から離れられない 場合でなければ、被災地の状況が落ち着くまで「疎開」することも 一つの手段。 ●企業としても、被災後しばらくは必要最小限の雇用者のみを 出勤させ、残りは住まいのある地域で地域貢献活動などに当 たってもらうことが、都心部のトイレや水・食料の問題を悪化させない 配慮にもなる。 ↑戻る 3.避難持出しの便利グッズ(新潟中越地震の最新の知恵) ●市民防災研究所の池上さんのお勧めの便利グッズは、次のとおり @ 手回しの懐中電灯つき携帯ラジオ(携帯電話もつなげるもの) |